【メーカー別】新車・中古の大型トラックの値段を紹介
トラックを購入するにあたっては「どのトラックメーカーの、どの車種にするか」「新車と中古車どっちで購入しようか」という選択肢を決めて購入車種を選定する必要があります。
新車と中古車で異なりますし、車種ごとに特徴も異なりますので、入念に選定して購入するトラックを決めることが重要です。
そこで今回は、大型トラックの値段について解説します。
ちなみにトラックリース&ローン.comでは新車より早く納車出来る新古車の取り扱いに強化してます。
新車・中古の大型トラックの値段
新車にしても中古車にしても、どこでトラックを購入するかによっても値段が異なるので値段の話って実は難しいのですが、比較的平均価格を算出しやすい「新車のトラック」であれば、一般的な大型トラックで平均2,000万~2,500万円ほどになるかと思います。
現金に余裕のある業者であれば現金一括でも購入できなくはない値段ではありますが、数台のトラックを一度に購入する場合も考慮すると、多くの場合は「ローン」や「リース」などの調達方法で初期費用の負担を軽減するのではないでしょうか。
「中古トラック」に関しては、走行距離や年式などの条件によって中古販売価格が左右されますので、一概に平均金額はいくらであるかを算出するのは難しいです。
一般的には新車価格よりも数割ほど安い価格で購入できますので、条件が良ければ中古トラックで必要なトラックの台数を確保するという方法もあります。
メーカー別に大型トラックの値段を比較
次に、各メーカーで販売されている大型トラックごとの新車価格について解説します。
いすゞ「ギガ(2PG-CYJ77C)」:2,597万8,700円(税込)
トラックメーカーとして知名度が高い「いすゞ」の代表的な大型トラックです。
「トラックの運用において想定されるさまざまなリスクを先進の装備やテクノロジーで早期に回避・低減してより確かな安心を生み出す」ことをモットーに開発されたトラックで、ドライバーの快適性や走行時の安全性を確保するためのさまざまな装備が搭載されています。
日野「プロフィア」:2,405万1,600円(2022年9月時点で取扱いなし)
残念ながら2022年の不正発覚事件により、現在では取扱いのないモデルとなっています。
三菱ふそう「スーパーグレート(2021年モデル)」:2,159万3,000円(税込)
2003年に三菱自動車工業から独立してドイツ・ダイムラー社の連結子会社である、日本国内でのシェアも上位にランクインしている「三菱ふそう」の代表的な大型トラックです。
2021年モデルになると、商用車国内初となる車線内停止方式のドライバー異常時対応システムである「エマージェンシー・ストップ・アシスト」などを備え、運転自動化レベル2の高度運転支援機能で安全性の強化を図ったモデルとなっています。
UDトラックス「クオン(2017年モデル)」:1,885万円(税抜)
2010年に「日産ディーゼル工業株式会社」という旧社名を変更して現在に至る「UDトラックス」の代表的な大型トラックです。
「より使いやすく、よりスムーズに(運転性能)」「よりクリーンに、より力強く(燃費性能)」「より安全に、より頼もしく(安全性)」「より多く、より効率的に(生産性)」「より長く、より安心に(稼働率)」を合言葉にしているトラックとなっています。
中古車価格は車種やタイミングによって値段が大きく変動する
中古車の値段相場は比較が難しく、前述のように中古車市場では仮に同じメーカー・車種でも年式と走行距離の違いや、トラックの修復・事故歴などの条件で値段は大きく異なります。
また、市場に出回っている数や探すタイミングによっても変動があり、流通量が少なかったりニーズのある車種の場合だと一般的な中古の大型トラックが数百万円クラスのところを1,000万円を超える中古車価格で販売しているトラックもあるのです。
新車と違って一概にどこのメーカーのどの車種だから何円、と決めつけることはできません。
ただし、車種ごとにある程度の目安と相場を知ることは可能ですが、普通乗用車と比べると基本的に流通量そのものが少ないので、常に中古車市場の情報に注目して良い条件でトラックを購入することをおすすめします。
大型トラックのローンとリース
新車だと一台だけでも2,000万円以上の買い物になる大型トラックを現金一括払いで購入するのは、どの業者でも簡単には真似することができない少々お高い買い物となります。そのため、大型トラックの導入に関しては、多くの場合で「ローンでの購入」または「リース契約」となるでしょう。
トラックリース&ローン.comではお客様にあわせて最適な方法でご案内させていただきます。
ローンでのトラックの購入
自動車ローンを組み、お金を借り入れてトラックを購入し、毎月ローンの返済を行っていく購入方法となります。
ローンを組むためには当然ですが「審査」があり、トラックを法人で取得するとなれば会社の経営状況などの条件も厳しく見られてしまいます。
もし、トラックを調達して新規に事業を開始するような場合だと、審査での評価の対象となるような業務実績がないため、ローンを組むためには相当な「頭金」を用意するか、あるいは相応額の「担保」を用意できないと審査に通るのは厳しいでしょう。
ローンでの購入はトラックを所有することが前提の契約となりますので、自賠責保険の支払いはトラックの所有者が負担することになります。
トラック導入後の税金関係の支払いも所有権のある会社の負担となりますが、ローンを返済している期間中は車検証の名義が信販会社になっている場合があります。
その場合の所有者は信販会社ですので、トラック関連の税金の義務は信販会社が負うことになりますので、トラックの所有権と車検証の名義はきちんと確認しておくことが重要です。
リース契約でのトラックの調達
リース会社と契約してリース会社に希望するトラックを購入してもらい、それを借り入れして借入期間中はリース料を支払い続けるというトラックの調達方法です。
リース契約にも審査がありますが、ローン審査と比べると比較的ハードルは低めなので、実績のない会社や実績が浅い会社では高額な頭金を用意してのローン契約よりも現実的な選択であるといえます。
リース期間中、対象の大型トラックの所有権はリース会社にあり、車検証上の名義もリース会社になりますので、自賠責保険料や各種税金の負担がありません。
これらの費用についてはすべて毎月支払うリース料に含まれており、メンテナンス費用も含めて契約する「メンテナンスリース」の場合であればトラック運用に必要なほとんどの費用をリース料として一括で処理することができます。
このリース料は全額が「経費」として認められます。
「レンタル」という選択もあるが…
これらの他にも「レンタル」という方法もありますが、長期的に考えると事業目的でのトラックのレンタルは適切なタイミングを見計らって利用する必要があります。
レンタルもリースも「トラックを借り入れる」「利用料を支払う」という点では同じなのですが、費用面での大きな違いとしてレンタルの方が1日あたりの料金が割高になりやすいのです。
そのため、レンタルは1日~1週間程度だけトラックを追加で必要とするという場面であれば役に立ちますが、数か月~年単位でトラックが必要な場合は料金が割安になり、基本的に長期契約となるリース契約の方が経済的になります。
まとめ
トラックの価格、とくに中古トラックの値段については市場の状況を注視して、トラックの状態と価格のバランスが良いトラックを見つけて購入することをおすすめします。
購入に際してはローンを組むべきかリース契約で借り入れるかを、自社の状況などの条件を考慮して最適な方法を選択しましょう。
まずはお気軽にご相談くださいませ。