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トラックの架装種類と独自架装を付ける方法

様々なトラック車両

あなたはトラックの「架装(かそう)」とは、一体何かご存じでしょうか?

一般的にトラックは、本体と架装の組み合わせによって、利用目的に合ったトラックになります。

実際、様々な架装が存在し、多くの業種で活躍しています。

では、架装とはどんなもので、いくつ種類があるのでしょうか。

今回は トラックの架装種類と独自架装を付ける方法 についてわかりやすくご紹介します。

トラックのボディタイプを決める架装とは

 

平ボディ クレーン付き

 

あなたはトラックのボディタイプを決める架装とは一体どんなものかご存じでしょうか?

トラックの架装を一言でいうと「トラックの荷台部分の装備」のことです。

荷台部分には、通常トラックの利用目的に合った架装が取り付けられます。

そして架装の大きな役目になるのが「トラックのボディタイプを決める」ことです。

また、架装は別名「ボディ・上物」とも呼ばれています。

 

トラックの2つの構造

 

一般的にトラックは「シャーシ部分」と「架装部分」の2つに大きく分かれます。

それぞれが全く別の用途です。

こちらではトラックの架装について、さらに理解できるように「シャーシ部分」と「架装部分」をそれぞれわかりやすくご説明します。

❶シャーシ部分とは?

 

シャーシ部分とは「トラック本体」のことです。

シャーシ部分は、通常キャビン・エンジン・トランスミッション・タイヤなどから構成されています。

ちなみにキャビンとは運転席、エンジンとは車を動かす動力源、トランスミッションとは変速機などのような動力伝達装置のことです。

極端にいうと、トラックはシャーシ部分のみでも動かすことができます。

一般的に、いすゞ・三菱ふそう・日野自動車などのトラックメーカーは「シャーシ部分のみ」を製造しています。

❷架装部分とは?

 

架装部分とは「トラックの荷台部分」のことです。

荷台部分には、荷台・荷室・幌・ダンプ荷台・大型コンテナ・トレーラー・ウィング・保冷荷室・冷凍荷室・作業装置・クレーン・装備など、用途によって様々な架装を取り付けることができます。

なので、荷台部分の種類によって、作業目的が決まります。逆に作業目的(運送物)によって荷台部分の種類が決まってきます。

また、仮にシャーシ部分は共通でも、架装を変えることで全く別の形状のトラックを造ることが可能です。

一般的に架装部分は、トラックメーカーとは別の架装メーカー・ボディメーカーによって取り付けられます。

また架装は、一律に同じものにする必要はありません。

業務によって、独自の架装をつけることも可能です。

自社の業務にピッタリと合った、架装をつけることをおすすめします。

 

業種に合った代表的なボディタイプ

 

あなたは代表的なボディタイプには、一体どんなものがあるのかご存じでしょうか?

トラックのボディは業種の作業目的に応じて、最適な形に造られます。

こちらでは、代表的な5つのボディタイプについてご紹介します。

①平ボディタイプ

 

1つ目が「平ボディタイプ」です。

平ボディタイプとは、アオリを倒すだけで、簡単に荷物の載せ下ろしができるオーソドックスなボディタイプのことです。

ちなみにアオリとは、トラックの側板のことです。

特徴は、文字通り「平らな荷台」を車体の上に載せ、屋根がなく、アオリという側板で左右後の3方向から囲っている荷台です。

通称、オープンタイプともいいます。

また、トラックの歴史上最も古く、最も普及したボディタイプでもあります。

通常、トラックといえば、多くの人が平ボディタイプをイメージされます。

平ボディタイプの一覧はこちら

➁ダンプタイプ

 

2つ目が「ダンプタイプ」です。

ダンプタイプとは、土砂を運ぶことに適したボディタイプのことです。

特徴は、搭載された油圧シリンダが伸長することで、荷台を傾けたり、フラット(水平)な状態にすることができます。

荷台を傾けることで、運んできた土砂を滑り落とす仕組みです。

一般的には、荷台を真後ろに傾けるリアダンプ式が最も利用されています。
※左右にも荷台を傾け、土砂の積み下ろし出来るタイプもあります。

ダンプタイプの一覧はこちら

➂ウイングタイプ

 

3つ目が「ウイングタイプ」です。

ウイングタイプとは、箱型荷室車の側面を上下に開閉できるボディタイプのことです。

特徴は、主に大型トラックに多く、一度に大量の荷物を長距離で運ぶことに適しています。

荷物の積み下ろしの際に荷室の側面が大きく開閉します。

手降ろしではなく、パレットに積んだ荷物をフォークリフト使った積み下ろしに向いています。

ウイングタイプの一覧はこちら

④トレーラータイプ

 

4つ目が「トレーラータイプ」です。

トレーラータイプとは、牽引車(トラクター)に、けん引されている貨物車両型のボディタイプのことです。

特徴は、けん引されている貨物車両は通常大型でロング、荷物の積載量が多く、長距離で運ぶことに向いています。

箱型荷室車が一般的ですが、アオリが高く屋根がないオープンタイプものもあります。

⑤バンボディタイプ

 

5つ目が「バンボディタイプ」です。

バンボディタイプとは、一般的に箱型荷室商用車仕様のボディタイプのことです。

特徴は、荷室部分がアルミ製の箱型になっていることです。

荷物の積み下ろしは、リアドアを開閉して行われます。

完全箱型であることから、天候に関係なく利用できるボディタイプです。

バンタイプの一覧はこちら

 

以上5つのタイプの業種に合った代表的なボディタイプをご紹介しました。

こちらの5タイプは最もスタンダードなボディタイプです。

ところで自社のトラックのボディタイプは、できるだけ自社の業務に合ったものをお選びになることをおすすめします。

現在はあらゆるご要望にそったボディタイプを取り付けることが可能です。

ぜひ1度、トラックローン&リースにご相談ください。

独自で特殊な架装を搭載すると作業効率UP

 

あなたは独自で特殊な架装を搭載すると作業効率UPがアップすることはご存じでしょうか?

トラックは、目的の作業に合わせて、あらゆるカスタマイズ(改変・改造)が可能です。

こちらでは3つの特殊な架装についてご説明します。

①パワーゲート

 

1つ目がバンボディタイプの商用車に設置する「パワーゲート(車載昇降装置)」です。

バンボディタイプの商用車からの荷物の載せ降ろしは、段差がネックになります。

実際長身の男性でも、何度もやると大変です。

ところがパワーゲートを搭載することで、まとめて1度にたくさんの荷物を載せ降ろしすることができます。

➁車載クレーン

 

2つ目が「車載クレーン」です。

車載クレーンとは、主にトラックの平ボディに車載するクレーンのことです。

また似たような物に、運転席と荷台の間に車載する「トラッククレーン」もあります。

車載クレーンは、パレットに積んだ重量物などを吊って、一度に載せ降ろしをすることができます。

重量物を手降ろしする作業が必要なくなります。

フォークリフトがない場所も利用できることもメリットです。

➂キッチンカー

 

3つ目が「キッチンカー(厨房搭載車)」です。

キッチンカーとは、シンク・ガスコンロ・冷蔵庫・オーブンレンジ・水タンクなどを設置した厨房室を載せたトラックのことです。

軽自動車から大型車まであらゆるタイプがあります。

現在キッチンカーは、最も需要が高まっている特殊架装搭載車です。

必要な架装をカンタンに搭載するには

 

あなたは必要な架装をトラックに搭載できていますか?

一般的にトラックがあると、たくさんの荷物を一度に運搬することができます。

ただし、業務によってはトラックに「運搬以外の作業」を求めてるケースもあります。

そうなるとトラックに「本来の業務に必要な架装を搭載する必要」があります。

本来の業務に必要な架装を搭載することで、機能性・作業性・効率性・安全性を大幅に向上させることができます。

では、必要な架装をカンタンに搭載するには、一体どうすれば良いのでしょうか?

それはトラックローン&リースにお問い合わせいただくことで実現することができます。

トラックローン&リースは、架装に力を入れています。

トラックローン&リースでは、あなたの会社の業務にぴったりな架装を提案させていただきます。

架装一覧はこちら

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