トラクタとは…
田畑を走っていると見かける農機具のトラクタと語源は一緒。
牽引する為のエンジン付き車両をトラクタと呼びます。
(昔、トラクタがない時代は牛や馬がトラクタ代わりって事ですね)
トラック業界ではトラクタヘッドとの呼び名が一般的で、第5輪荷重内のトレーラー(牽引される側)を牽引し公道を走行することが出来ます。
第5輪荷重とは…
トラクターヘッド(牽引車)とトレーラ(牽引される側)の連結部(カプラ)にかかる重量の上限を言います。
重量の上限内のトレーラでしたら牽引出来ますが、上限以上のトレーラの場合、牽引出来ないといった形です。
連結部(カプラ)部分を前後に移動する事で多少の第5輪荷重の上限値を増やすことも出来ますが、あくまでも国土交通省(陸運局)の検査・認可を受け、第5輪荷重が記載されたステッカーを張り付ける必要があります。
トラクターヘッド1台に対し、牽引されるトレーラは何台でも登録が可能です。そのため保安基準内出来たらどんなトレーラでも走行可能なので、トラクターヘッドは万能トラックですね。
適正業種;航空貨物・運送業・海上コンテナ輸送・重油輸送・車両輸送など