中古ハイエースを購入する際に注意するポイントを解説!
商業車として確固たる地位があるハイエース。
その走行性能や装備などから幅広い用途で使われ、人気がある自動車です。また、あまりの人気で、盗難されることも多い車両でもあります。
新車で購入すると300万円を超えることもあるため、中古車で購入する人も多く、全国各地の中古車市場でも大人気の車両です。
トラックリース&ローン.comでは働く車を総合サポートしている観点より、ハイエースの中古車を購入検討している方へ、購入時に注意したいことを解説します。
中古ハイエースの魅力
新車はもちろん、中古車でも大人気のハイエース。
中古のハイエースには新車にはない、3つの魅力があります。
- 新車に比べ安い
- オプション装備がそろっている
- 歴代のハイエースに乗れる
順に解説します。
運営会社である株式会社オートエンパスでは、トラックリース&ローン.comとは別に【カーリース”JOBBY”】という商用車に特化したサイトもご案内可能です。
お得なハイエースバンのご案内もしておりますので、一度ご確認ください。
新車に比べ安い
新車で購入すると高額になるハイエースは中古車で安く購入出来ることが魅力のひとつです。
ハイエースのオーナーは基本的に大事に乗っている方が多く、中古車でも内装や外装がきれいなことが多いです。
そのため、走行距離や年式が古くても、良質な中古車が購入しやすいといえます。
新車価格が300万円ほどするハイエースでも、中古車なら100万円台からの購入も可能です。
オプション装備がそろっている
人気のハイエースにはオプション装備が充実しています。新車でオプション装備を付けると、予算オーバーになりがちです。
しかし中古車なら、はじめからナビゲーションやオーディオ等の装備が付いているので、購入する際、どんな装備を付けようか悩む必要がありません。
純正品以外のホイールやナビゲーションが付いたハイエースを購入出来るのも中古車の魅力といえるでしょう。
但し、販売から10年を超えていると、見た目はきれいでもエンジンが劣化していることもあるので、購入前にエンジンルームをチェックすることも必要です。
歴代のハイエースに乗れる
ハイエースの歴史は古く、初代モデルが販売されたのは1976年です。その後これまで4回のモデルチェンジをおこない今に至ります。
これだけ歴史と伝統があるため、古い型式を中古車で探している人も多く存在します。
しかし、初代や2代目モデルはあまり市場に出回っていなのが現状で、今は3代目以降が多く市場に出回っています。
現在のモデルは洗練されたデザインで魅力的ですが、ハイエースファンのなかには、初代や2代目モデルのデザインがレトロ感があり好きだという人も多いです。
そんな古い型がお気に入りの人には、中古車での購入がベストの選択といえます。
中古ハイエースを購入する際の注意点
中古車でハイエースを購入する際に注意してほしいことは次の2点です。
- 車体について情報を収集しておく
- 中古車専門店で購入する
順に解説します。
車体について情報を収集しておく
最近は実店舗まで行かなくても、ホームページ等で展示車の画像や情報を確認することが出来ます。
したがって、店舗に足を運ぶ前に、ある程度の情報をホームページ等で収集しておくことをおすすめします。
中古のハイエースは足回りを改造し、車高を低くしていることも多く、画像で見るのと実車の印象が違うことも考えられます。
運転席の真下にエンジンを配置しているハイエースは、他の自動車よりエンジン音が響きやすいので、極端に車高が低いとエンジン音がさらに大きくなることもあるので注意が必要です。
荷物を多く積めるハイエースに上質な乗り心地を追求することは難しいですが、出来るだけ改造していない純正車を選ぶのも選択肢のひとつです。
中古車専門店で購入する
全国の中古車市場で出回っているハイエースですが、あまりの人気から需要が追いついていない状況です。
そのため、車体の状態が多少悪くても高額で販売している店舗もあります。それでもすぐ売れることが多いので、普通の中古車店では手に入れることが困難です。
ハイエース専門店なら、スタイリッシュな200系GLや低価格なDX等、さまざまな型式や装備が充実しており、希望にあったハイエースバンが購入しやすいでしょう。
また、専門店ならハイエースに詳しいスタッフが常駐しているので、知識がなくても気軽に質問しながら、お気に入りの1台が見つかりやすいと言えます。
トラックリース&ローン.com及びカーリース”JOBBY”では、お客様が選定したお車でもリース試算可能です。
気になるお車が有る場合はお気軽にご相談ください!
中古ハイエースを購入する前にチェックしよう
中古ハイエースを購入する前には次の7点に注意して選びましょう。
- 外装
- 内装
- 過去のメンテナンス履歴
- オプション装備
- 年式・走行距離
- 修復歴の有無
- 納車前にメンテナンスをしてもらう
順に解説します。
外装
ネットや店舗で気になった1台があったら、最初に外装をチェックしましょう。
ネットの画像ではきれいな車体に見えても、実際に見るとうっすらと擦り傷や塗装が剥げていたりすることもあるので、ネットの情報だけで判断するのはおすすめ出来ません。
また、修復歴の有無も重要。購入後になにかトラブルがあってからでは遅いので、店舗スタッフに事前に聞いておくこともポイントです。
ハイエースのオーナーは大事に乗っている人が多いですが、購入後にキズ等を見つけると気分が下がってしまうと思いますので、購入前の外装チェックは必ず行いましょう。
内装
外装より内装を気にする人も多いです。当然、運転する時は室内にいるため、周囲にキズや汚れ、悪臭などがあるとそれだけで購入をあきらめる人もいるでしょう。
革製シートの革にカビやシミがないか、カーオーディオは正常に動作するか、シートのリクライニング状態やエアコンの効き具合がどうかなどもチェックしたいところです。
過去のメンテナンス履歴
「その中古車の前オーナーがどんな乗り方をしてきたか」。
これを知ることも購入ポイントのひとつです。
マメなオーナーの場合、備え付けの整備記録簿に車検の時の記録や、オイル交換や部品交換日等をしっかり記録しています。
これを参考に、その中古車がどれほど大事に扱われてきたか分かるので、そのような中古ハイエースなら、比較的安心して購入が出来るでしょう。
オプション装備
新車で購入する時は自分で好きな装備を付けることが出来ますが、中古車ではそうはいきません。
あらかじめ装備されたオプションの中から選ぶ必要があるため、事前に最低限必要な装備を確認しておきましょう。
もちろん、購入後に追加出来るオプションもありますが、なるべく余計な費用はかけたくないものです。
年式・走行距離
年式と走行距離を購入目安にする人もいるでしょう。
ハイエースは商業車として使われることも多いため、走行距離が多くなりがちです。
走行距離で選ぶなら5万キロ以内がいいでしょう。1年で1万キロ走行するとして、5年以内で手放した中古車を狙うのがおすすめです。
また、年式で選ぶなら、車検を受ける3年・5年・7年落ちがおすすめです。
車検を機に車を買い換える人も多いため、この時期は在庫も多い傾向があるからです。
修復歴の有無
自動車は修復した場合、必ず修復歴を記載することが義務付けられています。
なかには修復歴があるのに記載していない中古車もあるため、店舗選びにも注意する必要があります。
出来れば修復歴がない方がいいですが、注目したいのは「どこを修復したか」です。
大きな事故歴があり、シャーシを修復しているものは、走行中にハンドルがブレたり異音がしたり何らかの異常が出る恐れもあります。
このようなトラブルを避けるため、事前に店舗スタッフに確認するか、最初から修復歴のある車を避けることも検討しましょう。
納車前にメンテナンスをしてもらう
中古車を購入する時に最低限のメンテナンスをしてもらうことも重要です。
たとえば、消耗品であるエンジンオイルやオートマチックオイル、燃料フィルターなどは交換しないまま展示されていることもあるので、あらかじめ店舗スタッフに交換をお願いすることをおすすめします。
店舗によっては無料でオイル類を交換してくれるところもあるのでチェックしておきましょう。
タイヤの状態もチェックしたいところです。いくら中古車でも極端に摩耗したタイヤを装着していると、購入してすぐ交換もありえるので、余計な費用がかかってしまいます。
意外と見落としなのがエアコンのガスです。夏に購入し、いざエアコンを入れるとガスが入ってなく、冷たい風が出てこなかったという話も聞かれます。
このような消耗品は、面倒でも購入店で交換してもらうようにしましょう。
トラックリース&ローン.com及びカーリース”JOBBY”では、ご納車前にはディーラーにて必ず整備及び保証継承(保証範囲期間内に限る)をしてからご納車させて頂きます。
その他気になる事が有りましたら【よくあるご質問】をご確認ください。
まとめ
ハイエースは人気車種のため、中古車でも手に入れるのが難しいですが、あまりにも安い価格のものに飛びつくとトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
そうならないためにも、型式や走行距離、修復歴等しっかりチェックし、長く付き合えるハイエースを購入しましょう。