2023年にフルモデルチェンジした新型エルフの魅力を詳しく紹介!
2023年にフルモデルチェンジを果たしたいすゞの新型エルフが、小型トラック市場に新風を吹き込んでいます。
EVモデルの追加や最新技術の搭載により、ドライバーの業務効率と快適性を大幅に向上し、環境性能と使いやすさを両立した新型エルフに生まれ変わりました。
そこでこの記事では、フルモデルチェンジした新型エルフの魅力を詳しく紹介します。
いすゞが自信を持ってお届けする新しい次世代の小型トラック「新型エルフ」。その素晴らしさをぜひ知ってください。
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【ラインアップ別】新型エルフの価格帯
エルフは、いすゞのトラックの中では小型に分類され、今回のフルモデルチェンジで第7世代となります。
そして、常に売り上げ上位を占める小型トラックで、様々な職種で利用されています。
その架装は大きく分けて「平ボディ(写真上)」「ダンプ(写真中)」「バン(写真下)」の3タイプあります。
ここでは、新型エルフの架装別の車両代価格を紹介しましょう。
架装タイプ | 車両代価格(税込) |
平ボディ | ・2トンショート(標準キャブ):5,881,700円 ・2トンロング(標準キャブ):6,186,400円 ・3トンショート(標準キャブ):6,052,200円 ・3トンロング(標準キャブ):6,241,400円 |
ダンプ | ・2トンショート(標準キャブ):6,173,200円 ・3トンショート(標準キャブ):6,343,700円 |
バン | ・2トンショート(ハイキャブ・Eカーゴ):6,812,300円 ・2トンロング(ハイキャブ・Eカーゴ):7,319,400円 |
その他(ミキサー車・パッカー車など) | お見積もりは、いすゞ公式サイトへお問い合わせ |
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新型エルフのデザイン
新型エルフのデザインは、これまでとは一新されており、フロントフェイスを見るだけで思わず「かっこいい!」と思ったドライバーもいるかもしれません。
エクステリアとインテリアどちらも様々な変更がされていて、ドライバーが仕事を楽しみながら運転できる工夫がされています。
そして、今回のフルモデルチェンジ最大の目玉は、電気自動車「エルフEV」の導入です。トラックでは初の量産型EV車で、普通免許でも運転可能な「エルフミオEV」も加わり、トラックが身近に乗れる環境が整いました。
エクステリア
新型エルフのエクステリアは「PLEASURE to CARRY」をコンセプトに、堅牢さと先進性を両立させています。
これまでのエルフのフロントフェイスを継承しつつ、スムースで力強い骨格を基調に、躍動的かつ先進機能を取り入れたデザインに生まれ変わりました。
そのため、これまでエルフに乗っていたドライバーにも初めてエルフに乗る人にも、テンションが上がるようなトラックといえるでしょう。
キャブ前面は、「ユーザーユーティリティゾーン」「ブランド表現ゾーン」「冷却開口ゾーン」に分けられ、LEDヘッドランプやターンランプ、フォグランプが採用されています。
例えば、ユーザーユーティリティゾーンには、企業ロゴが入るようなスペースが確保されているほか、ヘッドランプやターンランプにはLEDを採用し、省電力&長寿命を実現しました。
ボディカラーは多彩で、ダークカーキメタリックやパープリッシュブルーなどが設定されており、ユーザーや企業の好みに応じたカスタマイズが可能です。
インテリア
新型エルフのインテリアは「ホスピタリティ」をテーマに、ドライバーの快適性と操作性を最優先に設計されています。
インテリアカラーには、ニュートラルな色調と素材が採用され、ブラックがアクセントとなることで視認性を向上させました。
装備面では、走行中の視線移動や操作を最小限に抑えています。
7インチのメーターディスプレイで重要な情報を一目で確認でき、ステアリングスイッチにより手元での操作がこれまでより簡単になりました。
また、ステアリングはこれまでより小さくし、位置も見直したことで、大柄な人でも運転しやすい工夫がされています。
走行中に使う頻度の高いスイッチ類をステアリングに配置していることで、最小限の目線移動で操作がおこなえるため、目線移動による事故防止にも繋がります。
さらには、オプションでタッチパネル付きのセンターディスプレイも装備可能で、最新のインフォテインメント機能を楽しむことができます。
空間面では、ドライバーが疲れにくい快適な空間を実現しました。
上方・前方・側方のクリアランスを拡大しているため、小型トラックにありがちな圧迫感も少なく、ゆとりあるキャブになっています。
シートはウレタン素材を採用し、アームレストやシートヒーターなど、長時間の運転や寒い時期でも快適さを保てます。
また、様々な収納スペースが用意されているため、トラックドライバーにとって利便性も抜群です。
その他の細かい点では、上下どちらでも握りやすいドアハンドル(標準キャブ)や、ドアを全開できない時の乗り降りをしやすくするステップ位置の後方化など、痒いところに手が届く工夫がされているところもドライバーには嬉しい機能ではないでしょうか。
このように新型エルフのインテリアは、機能性と快適性を両立した空間となっており、ドライバーにとってこれまで以上に運転が楽しくなるトラックになっています。
新型エルフの性能
これまでも性能面では小型トラックでトップクラスに入るいすゞエルフですが、今回のフルモデルチェンジでさらに高性能なトラックになりました。
燃費性能
新型エルフは、内燃機関においてもCO2削減を目指し、新型トランスミッションやエンジン改良により燃費性能を向上させています。
特にAT車は、9速DCT「ISIM」の採用により、エンジン回転数の上昇を抑え、低騒音化と省燃費運転が実現されました。
9速DCT「ISIM」は、文字通り9速のギアを導入し、奇数段(1・3・5・7速)と偶数段(2・4・6・8速)を2のクラッチで操作する構造で、クラッチのつなぎと加速がスムーズになっています。
また、キャブの空力改善や省燃費タイヤの採用拡大により、全車が2025年度燃費基準を達成しました。
特に、2t積 ISIM搭載車は+15%の達成を実現しています。
安全支援機能
新型エルフは、先進安全装備を充実させ、交通事故のリスクを低減します。
▼新たに設定された9つの先進安全装備
先進安全装備 | 概要 |
フロントブラインドスポットモニター | ヘッドランプ上部に埋め込まれたミリ波レーダーが、車両直前の自転車・歩行者・バイクなどを検知し、メーターディスプレイ表示や警報で注意を喚起する。 |
プリティッシュブレーキ(衝突回避支援/衝突被害軽減) | 歩行者や障害物などに衝突する可能性がある場合、警報や緊急ブレーキで回避し、被害を軽減させる。 |
全車速車間クルーズ | 設定した車間距離を加速/発進/停止で制御。 |
レーンキープアシスト | 車線をカメラが検知し、逸脱しないようにハンドルを電動アシストする。 |
ドライバーステータスモニター | インパネ上部に設置したカメラがドライバーの脇見や開眼、運転姿勢を検知し、注意不足を感知すると警告をする。居眠り状態と判断した場合は、エアコンの冷風を作動させるなどして事故防止に寄与する。 |
ドライバー異常時対応システム | 運転中、ドライバーに急病など異常があった場合、車両システムが検知し、トラックを緊急停止させる(ドライバー自身がスイッチ操作することも可能)。 |
可変配光型LEDヘッドランプ | ハイビームで走行中、対向車や先行車の光を検知すると、光があたる位置を自動で遮光する。 |
標識認識機能 | 道路標識(制限速度・車両進入禁止・一時停止・追い越し禁止・高さ制限など)を認識して、スピードメーターのディスプレイに表示することで、ドライバーの見落としを防止する。 |
標識連動型スピードメーター | 標識認識機能が認識した最高速度の標識を検知し、制限速度以下で走行するようにする。 |
新型エルフはこれらの新しい安全性能により、ドライバー・荷物・第三者を事故から守ります。
これがいすゞの目指す「事故最小化の追求と支援」です。
コネクテッド技術
新型エルフには、最新のコネクテッド技術が導入されています。
例えば、車両の異常や車検の日などを事前にスマホに知らせてくれる「プレイズムスマホアプリ」は、ワンプッシュでオペレーターに電話がつながれ、「迅速な対処」と「クルマの見える化」が実現しました。
また、車両のトラブル発生時や消耗品の交換時が近づいた時にはアラート画面で対処法を知らせてくれます。
このように、ドライバーといすゞがつながる機能は、車両だけでなくユーザーの安心と安全な稼働にも貢献しています。
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基本的には別途整備代が必要にならず、定期メンテナンス時にかかった費用は全てリース料内で完結できます。
Newラインアップ「エルフEV」の特徴
今回のフルモデルチェンジ最大の目玉は、電気自動車「エルフEV」の導入です。 トラックでは初の量産型EV車となっています。
さらには、普通免許でも運転可能な「エルフミオEV」も加わり、トラックが身近に乗れる環境が整いました。
新型エルフのラインアップに加わった「エルフEV」は、いすゞの電動化への取り組みを象徴するモデルです。
ゼロエミッションの電動トラックで、都市部での配送業務に最適な仕様となっています。
搭載するバッテリーは、日常の配送業務を十分にカバーできる性能を持っています。具体的には、40kWh/60kWh/100kWhと車種に合わせて用意されており、最大航続距離は120km(WLTCモード)です。
さらには、充電時間も短縮され、急速充電時は1時間で80%まで充電が可能です。
エルフEVには、高度なコネクテッド技術も導入されています。商用車情報基盤「GATEX」を活用したテレマティクスサービス「MIMAMORI」により、車両の運行状況や充電状態をリアルタイムで管理できます。これにより、トラブルの少ない効率的な運行管理が可能となり、稼働率を最大化できます。
そして、安全面でもエルフEVは優れた性能を発揮します。プリクラッシュブレーキや全車速車間クルーズ、レーンキープアシストなどの先進安全装備が標準搭載されており、事故のリスクを低減します。
さらに、ドライバー異常時対応システムや標識認識機能なども搭載されており、安心して運転できる環境が整っています。
デザイン面でもエルフEVは従来のエルフと一線を画します。未来的で洗練された外観は、エコであることを視覚的に訴えかけるデザインとなっています。インテリアも快適性と操作性を重視した設計が施されており、ドライバーにとって使いやすい空間が広がっています。
エルフEVは、環境負荷を軽減しつつ、実用性と先進技術を両立した次世代の商用車として注目されている小型トラックです。
新型エルフの評判
いすゞエルフは、以前から多くのドライバーに愛されており、1970年から2000年まで小型トラック(2トン〜3トンクラス)でシェアNo. 1を誇っていた実績もあります。
今回フルモデルチェンジした新型エルフは、ヘッドライトやターンランプを全てLEDに改良したり、ミリ波レーダーを埋め込み安全性を高めたりするなど、デザインだけでなく、ドライバーの安全性と運転をサポートする機能が搭載されているのが特徴です。
この章では、新型エルフがどのような評価を得ているのかを紹介します。
2023年度グッドデザイン賞受賞
新型エルフは、2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。
この受賞は、エルフの優れたデザインと機能性が評価された結果です。
特に、堅牢さと先進性を兼ね備えたエクステリアデザインや、ドライバーの快適性を追求したインテリアデザインが高く評価されています。
また、環境に配慮した設計や先進的な安全技術の導入も評価ポイントとなりました。
ユーザーの口コミ
新型エルフに対するユーザーの口コミはおおむね好意的で、以下の点を評価しています。
- 新型エルフに乗ると戦闘力を高められる
- ステアリングが小さいから、乗用車感覚で乗れる
- 純正オーディオのBluetoothやハンズフリーで電話ができるのが便利
- 9速DCTがすごく良かった
- 加速が断然速いしトルクもある
(※いずれもX「旧Twitter」より) - 変速のタイムラグがないし、シフトショックもない。これはいいね。9速は快適だ!(元レーシングドライバー 土屋圭一氏)
全体的に、新型エルフは高い評価を受けており、そのデザイン、機能性、安全性が多くのユーザーに支持されています。
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まとめ
今回は2023年にフルモデルチェンジした、いすゞ新型エルフについて解説しました。
いすゞのトラックは多くの運送会社で使われており、その中でも人気の高いエルフがフルモデルチェンジしたことで、ますますいすゞのトラックが街中で見かけることになりそうです。
また、普通免許で乗れるエルフミオEVが加わったことで、人手不足に悩む運送業での雇用がしやすくなることが期待できます。
新型エルフの登場は、安全面と働き方について、これからの輸送業界に明るい光を灯すきっかけになるでしょう。
その他質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。