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トラックのマフラーから白煙!その原因や対処法を紹介!

街中で、マフラーから勢いよく白煙を出しているトラックを見かけたことはありませんか? 黒煙を出すトラックに比べると見かける機会は少ないかもしれませんが、実は、トラックから出る異常な白煙は、ある意味で黒煙よりも危険な状態を示している場合があります。

「マフラーからの白煙」は、その発生メカニズムによって車両状態を診断する重要なバロメーターです。大きく分けると、故障の心配がない「水蒸気」と、エンジン内部の異常を示す「深刻な不具合」の2種類があります。

冬場などの低温時に発生し、すぐに消えて無臭のものは、燃料タンク内の結露や外気温との差による単なる水蒸気なので心配ありません。 しかし、走行中も消えず、オイルが焦げたような臭いを伴う白煙は要注意です。これは、シリンダーやピストンリングの摩耗による「オイル上がり」、または吸排気バルブのシール類の劣化による「オイル下がり」が主な原因です。本来燃焼しないはずのエンジンオイルが燃料と一緒に燃焼してしまっている排気異常であり、トラックの心臓部であるエンジンの寿命に直結するサインです。

これを放置すると、エンジン出力の低下や走行不能だけでなく、公害の原因や最悪の場合は車両火災、道路交通法違反(整備不良)に繋がる恐れがあります。症状が続く場合は、添加剤による一時的な処置ではなく、整備工場での点検や部品交換、エンジンのオーバーホールなど、早期の専門的診断が不可欠です。

今回は、トラックのマフラーから出る白煙の原因や、その詳しい対処法について解説します。

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トラックのマフラーから排出される白煙は2種類

トラックのマフラーから排出される白煙にはおもに2種類あり、その原因はまったく違います。

故障の前兆の白煙

「これは故障かな?」と思われる現象は3つ。

これらの現象が出たら、トラックに何らかの異常があるサインかもしれません。

白煙が消えない

エンジンをかけてアイドリング状態にし、ずっとマフラーから白煙が出続ける場合はトラックに何らかの異常が出ているサインです。

気温が低い時に出る白煙は水蒸気のことが多く、すぐに消えてしますため、トラックの故障ではありません。

走り始めてからも出続ける

走行中も常にマフラーから白煙が出ている場合はあきらかにトラックの異常だと思われます。

原因はいろいろ考えられますが、一旦トラックを安全な場所に停めて様子を見ましょう。

それでもまだ白煙が出続けるようなら、すみやかに整備工場もしくはディーラーで修理・点検してもらいましょう。

オイルが焦げたようなニオイがする

白煙が出るだけでなく、マフラーからエンジンオイルの焦げたニオイがする場合もあります。

これはエンジンオイルが燃料と混ざり燃焼している可能性が高いです。

水蒸気

白煙と間違われるのが水蒸気です。

水蒸気は有害ではありませんが、燃料タンクに水が溜まることで発生します。

白煙が空気中に消えてなくなる

エンジンをかけた直後、白煙は出てもすぐに空気中で消える時は水蒸気の可能性が高いです。

走り始めると出なくなる

白煙が水蒸気の場合、走行中は基本的に出てきません。気温が極端に低い時などは信号待ちで停車している時に水蒸気としての白煙がでることはあります。

ニオイがしない

異常を示す白煙であれば何らかのニオイが出てくることがほとんどですが、水蒸気ならまったくといっていいほどニオイはしません。

この時、排気ガスのニオイと間違わないように注意しましょう。

トラックのマフラーから白煙が上がる原因

トラックの白煙は、放置しておくとトラックが走行不能になったり、整備不良として道路交通法違反で罰則を受ける恐れもあります。

マフラーから白煙が出る原因はおもに次の4つがあります。

オイル下がり

オイル下がりとは、シリンダーヘッドを循環しているエンジンオイルが燃焼室のなかに入り込むことで起こる現象です。

通常はシリンダーヘッドのシャフトや吸排気バルブを循環させるため、エンジンオイルはオイルパンに戻ります。

しかし、経年劣化によるバルブの摩耗やステムシールの硬化でエンジンオイルが燃焼室に入り込んでしまい、燃料と一緒にエンジンオイルが燃えることで、白煙とニオイを発生させています。

オイル上がり

エンジン内部のシリンダーとピストンの間には隙間があり、これをピストンリングが埋めることで圧縮を保っています。

このピストンリングが経年劣化で摩耗し、シリンダーとピストンの隙間が広くなると、そこからエンジンオイルが燃焼室に入り込み、燃料と一緒に燃えることで白煙とニオイが発生します。

燃料内へ水が混入

トラックの燃料タンク内に結露による水滴が発生し燃焼されると白煙が出ることがあります。

タンク内に給油する時、どうしても空気に含まれる水蒸気も一緒に入ってしまいますが、その水蒸気が外気温との差などで結露し、水滴が燃焼され、白煙としてマフラーから排出されます。

エンジンオイルが燃焼する時と違い、白煙からはニオイがしないので比較的安全とはいえますが、定期的に燃料タンクに水抜き剤を入れる等の対策が必要です。

燃料供給装置の不具合

トラックのディーゼルエンジンは、ピストンにより圧縮された燃焼室に軽油を噴霧し自然点火の爆発力により動力が発生します。

この燃料噴霧のタイミングが、何らかの原因でズレてしまい、ピストンの上死点から下死点に下がる時に燃料が噴霧されると白煙が出てくることがあります。

トラックのマフラーから白煙が上がった場合の対処法

トラックのマフラーから出る白煙は、水蒸気の場合はあまり心配いりませんが、エンジンオイルによるトラブルの場合はエンジンが損傷したり、最悪は火災を起こすことも考えられます。

そうならないためにも、事前に対処しておくことをおすすめします。

白煙対策で有効なのは、おもに次の4つの方法です。

添加剤を使う

「オイル下がり」や「オイル上がり」による白煙は燃焼室にエンジンオイルが入り込んでしまうことで発生しますが、これを防ぐのが「添加剤」です。

添加剤を投入することで、エンジンオイルの粘度を調整し、燃焼室に燃料が入らない効果があります。

しかし、添加剤を使うことは一時的な措置であるため、時間が経つと再び白煙が出る可能性があります。

根本的に解決するためには、整備工場かディーラーで修理してもらいましょう。

部品交換、オーバーホールを行う

一時的に添加剤の投入で白煙はなくなりますが、根本的な解決にはなりません。

したがって、根本的に解決するためには、白煙の原因になっている部品類の交換が必要になります。

▼白煙発生時に交換する部品

白煙発生原因 交換部品
オイル下がり ・バルブステムシール
オイル上がり ・シリンダー
・ピストンリング
・ピストン

また、部品を交換しなくてもオーバーホールだけで解決する場合もあるので、コスト面も踏まえ、最適な方法を選択しましょう。

 

トラックリース&ローン.comでは、ご納車前にはディーラーにて必ず整備及び保証継承(保証範囲期間内に限る)をしてからご納車させて頂きます。

トラブルが起こった後でも、しっかりメーカー保証があれば安心して乗ることができますよね。

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乗り換えを検討する

トラックのマフラーから白煙が出たら、思い切ってトラックの乗り換えを検討するのもいいでしょう。

マフラーから白煙が出るということは、トラックのエンジン内部が経年劣化していることを意味しています。

そのため、白煙の原因になっている部品を交換しますが、年月が経つとその他の部品も劣化し、再び白煙が発生する可能性も否定出来ません。

白煙の原因になるエンジン内部の部品は高額なものが多く、交換やメンテナンスの回数が増えてくると、最終的にコストが膨大になることも考えられます。

交換部品が最小限で済めばいいですが、交換する部品が多かったり、最悪エンジンを乗せ換えるまでになると、場合によっては100万円以上の出費も覚悟しなくてはいけません。

それならば、新たにトラックを購入することも検討してみてはいかがでしょうか。

新車じゃなくても、中古車ならお手頃な価格で手に入るし、長期目線で見ても、トラブルのないトラックに乗る方がコスト削減につながるかもしれません。

現在はネットで気軽に中古トラックも探すことが可能です。部品を交換して乗り続けることと比較してコスト面で安くなりそうなら、中古車の購入も検討してみましょう。

トラックリース&ローン.comでは、お客様の希望に沿ったトラックを探してご案内することができます。

まだ内容がしっかり決まっていない場合でも、お気軽にご相談ください。

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まとめ

トラックのマフラーから白煙が出ると焦りますよね。

水蒸気なら自然現象なのでいいですが、白煙がずっと出続けることはトラックにとって何らかの異常を示すサインです。

こうならないためにも、定期的なエンジンオイルの交換や燃料タンクに添加材を入れる等おこない、少しでもおかしいなと思ったら、早めに整備工場やディーラーで診てもらいましょう。

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よくある質問

Q1:冬の朝にマフラーから出る白い煙も、故障のサインですか?

A:多くの場合、それは故障ではなく「水蒸気」です。 マフラー内部の水分や燃料タンク内の結露が熱せられて発生するもので、空気に触れてすぐに消え、オイル特有の焦げた臭いがしなければ心配ありません。エンジンが暖まり、走り始めてからも白煙が消えない場合は、エンジンオイルの燃焼など別の原因が考えられるため、注意が必要です。

Q2:白煙からオイルが焦げたような臭いがするのはなぜですか?

A:エンジンオイルが燃料と一緒に燃えてしまっているからです。 これを「オイル上がり」や「オイル下がり」と呼びます。シリンダーとピストンの隙間や、バルブの密閉部分(ステムシール)が摩耗・劣化することで、エンジンオイルが燃焼室に侵入しています。この状態はエンジンへのダメージが大きく、燃費の悪化やオイル消費の増大を招くため、早急な修理が推奨されます。

Q3:添加剤を使うだけで、マフラーの白煙を止めることはできますか?

A:一時的な症状緩和には有効ですが、根本的な解決にはなりません。 オイルの粘度を調整する添加剤を使用することで、燃焼室へのオイル浸入を一時的に防ぎ、白煙を抑える効果は期待できます。しかし、部品自体の摩耗や劣化が治るわけではないため、時間の経過とともに再発する可能性が高いです。長期間乗り続ける場合は、部品交換やオーバーホールが必要です。

Q4:白煙が出ている状態で走行を続けると、どのようなリスクがありますか?

A:エンジンの焼き付きや火災、さらには罰則の対象となるリスクがあります。 オイルが燃え続けることでエンジン内部の潤滑が不足し、最終的にエンジンが焼き付いて動かなくなる恐れがあります。また、排気ガスが有害物質を含むため「整備不良」とみなされ、道路交通法違反に問われる可能性もあります。環境負荷も高いため、異常を感じたらすぐに安全な場所に停車してください。

Q5:白煙の修理代が高額になる場合、どのような選択肢がありますか?

A:エンジンの載せ換えや、車両の乗り換えを検討するタイミングかもしれません。 重度のオイル上がりなどでエンジン本体の修理(オーバーホール)が必要になると、費用が100万円を超えるケースもあります。年式や走行距離によっては、高額な修理代をかけるよりも、中古トラックや新車への乗り換えを検討した方が、長期的な維持コスト(ランニングコスト)を抑えられる場合があります。

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